誰でも年とともに老化していきます。
それは誰も逃れられないことなのですが・・・
つまり、私達は息をして酸素を取り入れている限り、その活性酸素により体は必ず酸化していくのです。
しかし、近年、その老化を遅らせてくれるある物質が解かってきたのです。
それが、ほとんどの人達が大好きな食べ物、チョコレートだったのです。
チョコレートのカカオ成分の中には「5大栄養素」と「食物繊維」の他に「ポリフェノール」という成分が沢山含まれています。
ポリフェノールとは、植物の中にある色素や苦味や渋みといった成分で、それによりチョコレート独特の風味をもたらしてくれるのです。
また、強い抗酸化力を持っていますので体の錆びるのを遅らせてくれて、健康増進に役立つと研究により解かってきたのです。
チョコレートに含まれている「カカオポリフェノール」には、エビカテキンとカテキンがあり、この2つが結合してできた、あまり聞いたことのない名前のプロシア二ジンが何種類もあるとの事です。
例えば、悪玉コレステロールといわれるＬＤＬは酸化されることで後から悪玉になっていきます。
また、細胞膜を作ってくれる脂肪酸が酸化されると細胞が壊され老化が進むのです。
その壊された細胞が修復を繰り返しているうちに癌が発生することもあるようなのです。
しかし、嬉しいことに高カカオチョコレートにはカカオポリフェノールがたくさん含まれているのです。
つまり、ポリフェノールの抗酸化作用によっていろんな病気の予防が可能なのです。
今、世界各国の研究者たちによりカカオの持つ健康効果が次々と明らかになってきています。
カカオポリフェノールの効果ですが・・・
下記のことが期待できます。
- 脂肪燃焼の促進
- 血管の改善(高血圧、血流）
- 脳（抗不安、抗興奮作用）
- 肝障害の抑制
- インスリン分泌の促進(糖尿病の予防）
- 心疾患や動脈硬化の予防
- 胃粘膜障害の抑制
- 歯周病の予防
- 筋肉ではインスリン抵抗性の改善、運動後の筋肉痛の予防
その他、抗菌、ストレス抑制、精神安定などの作用も認められて来ていますし、認知症、アレルギー、虫歯、感染症、更年期障害などの予防改善も期待できるようなのです。
高カカオのポリフェノールの摂取によって、これらが期待できるなんて本当に嬉しいですね。
しかし、あくまでもカカオ70％以上のダークなチョコレートを毎日25ｇは食べる習慣によってみたいですが・・・
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